令和3年4月1日より施設長に就任いたしました佐藤賢一と申します。
平成29年12月19日より、白石市大鷹沢から村田町沼辺に施設を移転新築し、施設名も「不忘園」から「ふぼう」と改め事業を開始して、今年で早5年目を迎えることになります。当施設は、仙南地域2市7町のほぼ中央に位置していることもあり、近隣市町からの利用がし易い環境にあります。また、プライバシー保護のための完全個室化と個別の体調に合わせて温度設定が可能な空調設備や高さ調整可能な洗面台の設置、そして明るさが調整できる照明機器やクローゼットなど生活し易さを重視した居室になっております。加えて、介護時のリスクを軽減するための天井走行リフトや床走行リフトを備え、利用される方々の安全と職員の腰痛予防に配慮した機器等も整備しております。
私たちは、「ふぼう」の理念である「一人ひとりの思いを丁寧に受け止め、人として当たり前の生き方が地域の中の一人として出来るよう支援する」を心に留め、これからも可能な限り利用される方々並びにご家族のご希望に添えるよう努めて参ります。
「ふぼう」がより一層、地域に根差した施設、利用者一人一人に寄り添いより良い生活が送れる施設、職員が充実感を持って働ける施設となるよう、職員と協力しながら力を尽くして参る所存です。
今後とも地域の皆さんをはじめ、関係機関の変わらぬご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
方針1 利用者の思いが達成できる支援
利用者個々の意思及び人格を尊重し、それを丁寧に受け止め、利用者主体であるサービス提供を柱に施設を運営していきます。
方針2 人として当たり前の生き方を支援
常時介護を必要とする利用者であっても、運営理念を常に意識しながら、医療的ケアや身体介護、身体機能の維持改善や栄養管理といった専門分野の連携を計り、人として当たり前の生き方ができるよう支援します。
方針3 地域の中で支え合い安心安楽な生活支援
地域や家庭との関係を重視した運営を行い、近隣市町村の障害福祉サービス事業者や保険医療サービス提供施設との密接な連携に努め、地域の中で支えあいながら安心安楽な生活になるよう支援します。
〒989-1321
宮城県柴田郡村田町大字沼辺字一本杉1番地1
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